こんにちは、アキタです。
これまでホームページや集客サイトを利用しての集客方法をご紹介しました。
ハウスクリーニング・清掃業の集客方法。ホームページ・ブログ編。
【ハウスクリーニング集客】集客サイト比較4選。登録料・月額費用無料!
一見すると楽であまり料金が掛からず、楽で簡単に集客できるように見えますが、実際はなかなか難しく、仕事が取れたとしてもそれだけで生活するのは厳しいかもしれません。
そこで今回はアナログの営業方法についていくつかご紹介したいと思います。
取り上げるのは次の2つです。
- 飛び込み営業
- チラシ
ハウスクリーニングの営業先は?不動産屋へ飛び込み?チラシ?活動方法。
営業活動の内容に入る前に営業先についてハッキリさせておこうと思います。
ぱっと思いつくのは不動産屋さん、飲食店、老人ホームなどの養護施設、などです。
これらは基本的に飛び込み営業が適していると思われます。
では在宅のハウスクリーニングなどはどこが営業先になるでしょうか?
基本的には一般のご家庭になりますね。
こちらはチラシでのアプローチになるでしょう。飛び込みで営業したらおそらく嫌われるだけと思います。
それでは具体的にどのように活動すれば良いのでしょうか。
飛び込み営業
具体的なやり方ですが、該当するサービスのチラシと名刺を置いてくるだけというイメージで良いと思います。
こんにちは、と言って入っていき、良かったら使ってください、的なことを言ってチラシを渡す。
こんな感じです。
例えば、
- 飲食店なら換気扇の掃除や床清掃の作業内容と料金表が記載されたチラシと名刺を担当者に渡してくる。
- 不動産屋さん相手なら空き部屋掃除の料金表を渡してくる。
- 養護施設なども床清掃、個室清掃の料金表を渡す。
などです。
煙たがられたりしないの?と思われたかと思います。
はい、嫌がられることは多々あります。
ですが、チラシと名刺を置いてくるだけというスタンスであれば、受け取れば帰ってくれると相手は思うので受け取ってくれないということは少ないです。
本当に嫌がったら渡さずにさっさと帰れば大丈夫です。
また個人や零細企業の場合、決済者かそれに近い立場の人がいる場合もあるので、その場合、興味があればチラシをよく見てくれます。
さらに相手が名刺を渡してくる場合もあります。
その時は少し説明するなりすれば相手の印象に残るでしょう。
飛び込み営業といえば断られても挫けずに粘るみたいなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、それはただ嫌われるだけですのでやめた方が良いです。
ただの種まき程度に考えていただければ良いかと思います。
一番重要なのは継続することです。
1日で何件も飛び込もうとすると慣れている人でない限り心が折れてしまうので、1日5件、10件程度で良いと思います。
その日に行った現場の周囲で該当する会社や店舗に営業をかければ良いでしょう。
1日数件でも毎日続ければいずれ数百、数千飛び込んだことになります。
たったこれだけの行動でも必ず問い合わせは来ます。なぜなら後述するチラシと違い、直接相手と顔を合わせているからです。
時間がかかる上に難しいネット集客と比べても費用も掛からず、簡単で確実に成果の出る方法です。
チラシ
在宅のハウスクリーニングを受注したいのであれば、方法はやはりチラシとなります。
しかしこちらの方法は飛び込み営業よりむしろ難しいと言えます。
理由は以下の通り。
- そもそもチラシの反応率は0.01%〜0.3%。
- 時期や地域ごとにチラシの内容により反応率が変わる。
- 自分で配るにも慣れが必要。
- タワーマンションなどはチラシ投函を許可されていない。
- クレームが発生することがある。
チラシの反応率は非常に悪いです。10000万枚配って1〜30件の問い合わせと言われています。
ですがこの反応率はやり方次第でパーセンテージを上げることができます。
反応率を上げるには具体的な方法は下記の通り。
- チラシの内容は時期にあったサービスを入れる。
- セールスライティングを学び、内容に取り入れる。
- 数枚タイプの違うチラシを作成して同時に撒く。
- どのチラシが一番反応が良いか計測する。
- 反応の良いチラシがわかったら、そのチラシを集中的に撒く。
- 1〜5を繰り返す。
以上をすることによって、チラシの反応率を上げることができます。いわゆるマーケティングというやつです。
内容と時期というのは、例えば6月からならエアコンクリーニング、11・12月なら年末大掃除、3・4月なら引越し後のお掃除などです。
セールスライティングは「地域No1」、「激安」などの目を引くキャッチコピーに加え、実際にお客様に問い合わせさせるよう促させる文章を作ることです。
これらを踏まえた上でチラシを複数タイプ別に作ります。
チラシの右上に数字とアルファベットなどを小さく入れておくと、何のチラシからの反応なのかを計測することができます。
こうすることでチラシの反応の統計を取ることができるのです。
反応の良いチラシがわかればそれだけを撒けば良いわけですから、掛かる費用や労力も減ります。
ただ、タワーマンションなどの分譲マンションは管理人の許可が降りないことが多く、夜にこっそり入れたりしようものならクレームが高確率で入ります。
そのような場所こそ、在宅クリーニングを依頼する可能性の高い見込み客がいるのですが、自分でチラシを撒くことは難しいでしょう。
ではどうするかというと、特定のチラシ配布業者は許可をもらっているところがあるので、そのような会社に委託する必要があります。
当然料金が発生しますので、飛び込み営業と比べても費用が高く付きます。
配布するチラシの枚数も比較にならないほど多いわけですから、チラシの費用も増えますね。
更に前述の通り、当たるチラシの統計を取っていかなければ、ほとんど費用対効果はないでしょうから継続していかなければなりません。
つまり毎月、一定の広告費が発生するということです。個人事業でやっていると中々厳しい経費となります。
以上の理由から飛び込みよりもチラシの方が難しいと言えます。
まとめ
いかがでしたか?
飛び込み営業に必要なのは次の2つ。
- 名刺
- サービス内容と料金が記載されたチラシ
これらを持って挨拶回りをすれば良いだけです。
マンションなどに投函するチラシに関しては少しややこしい作業となります。
複数のタイプのチラシを投函して反応を見る。
- セールスライティングを応用したチラシを作成。
- 複数のタイプのチラシを投函して反応を計測する。
- 反応の良いチラシのみ撒く。
という流れです。
繰り返しになりますが、自分で投函することが難しい場所も多々あり、専門業者に依頼しなければならないことも。
ですが在宅のハウスクリーニングは単価が良いのでやってみる価値はあります。
費用対効果を出すことができれば、かなりの売り上げが見込めるでしょう。
以上、参考に慣れば幸いです。