こんにちは、アキタです。
ハウスクリーニングの実際の作業方法や清掃道具、機材などを普段ご紹介していますが、今回は少し趣旨が違います。
今回の趣旨、それは集客方法です。
いかに腕の良いお掃除職人さんでも仕事が取れなければ売り上げが立ちません。
売り上げが立たなければ会社が潰れてしまいます。
それは法人でも個人でも同じこと。
ということで今回は清掃業界、特に個人業者の営業、集客方法についてご紹介したいと思います。
ハウスクリーニング・清掃業の集客方法。ホームページ・ブログ編。
営業というと難しいイメージがありますね。
リストの上から順番に電話をかけてアポを取る、オフィスに飛び込んで商談。
営業経験がない方はこんなイメージがあるのでは?
知らない人でも気疲れすることなく平気で会える人は良いかもしれませんが、日本人の大半は人見知りというかシャイなので、苦手という人が多いのではないでしょうか。
営業経験がなければ開業できない?
安心して下さい。ここでは簡単にできる方法をご紹介したいと思います。
私はもともと営業マンだったのですが、はっきり言ってセンスがありませんでした。
どれくらいかというと、どれだけ頑張ってもノルマに届くか届かないか程度の能力でした・・・。
簡単な方法という理由は、営業能力の低い私でも可能な方法だからです。
なぜなら人に合わなくても集客できるからです。
その正体は、ウェブ集客です。
ホームページ・ブログ集客
やはりなんと言ってもホームページ。
この情報化社会でインターネットを使わずに集客するというのは極めてナンセンスです。
おすすめはワードプレス。
ワードプレスというのはどういうものかというと、ご存知の方も多いと思いますが要するにブログです。
ワードプレスには投稿ページの他に固定ページというものがあり、固定ページを利用してトップページやサービスメニューページを作成することが可能。
そのように自分のウェブサイトを作成するとホームページにブログがくっついているような感じに作ることができます。
ただ若干HTMLの知識が必要だったりする場合があります。がそこまで難しくはないです。
最近ではWIXなど無料で簡単にホームページを作ることができます。
にも関わらず、少しだけ難しいワードプレスをおすすめするのはなぜなのか?
昨今のネット集客事情
ワードプレスをおすすめする理由を話す前に、昨今のネット業界について少しお話しします。
せっかくホームページを作ったは良いが問い合わせが全く来ない。あるあるです。
この記事を執筆した時点から5年ほど前までは、自作のホームページをサーバにアップしてネット上に上げておけばそれなりに問い合わせが来ました。
しかし現在はあまり来ません。なぜか・・・。
それは一般企業が本格的にネット世界に参入してきたためです。
どういうことかというと、企業が資本と人材を投入して本格的な集客サイトを作り上げたのです。
集客サイトとは飲食店業界でいう「ぐるなび」のようなものです。
ハウスクリーニング業界では「くらしのマーケット」や「あなたのマイスター」、「zehitomo」などなど。
ウェブサイトにはSEOというルールが存在します。
細かい説明はググってもらうと詳しいサイトがあると思いますので割愛します。
簡単にいうと有益な独自性のあるコンテンツ(投稿)をたくさん作成すると、そのサイトのGoogleからの評価が上がり、検索順位で上位に表示されるのです。
莫大な資金力を投じて作り上げた集客サイトに個人で作ったサイトがかなうはずはありません。
ということで現在では個人サイトの集客力はほとんどないようなものです。
ワードプレスでサイト構築する意味
前述したネット事情を知ると苦労してホームページを作る理由はないように感じますよね。
でも間違いなく作った方が良いです。その理由は下記の通り。
- ウェブサイトを持っていると企業イメージが良くなる。
- (上記と重複する部分があるが)信用を得られる。
- わずかでも問い合わせがある。
- サイトを更新しやすい。
- 無料ホームページや無料ブログは制限がある。
ウェブサイトを持っているとイメージが良くなります。
銀行が信用を図る一つの材料としてウェブサイトの有無があるらしいです。
また、ブログを定期的に書き続けることによって現在でもしっかり営業している業者であることがわかります。
更に作業内容やどのような実績があるのかも、ブログからお客様が知ることができます。
この上で来た
問い合わせは基本、見込み客であることが多いです。
つまり制約率が高い。
どういうことかというと、お客様がわざわざブログ記事を見ているということはかなり吟味しています。
吟味した上で連絡してきたということは依頼すること前提に近い状況であることが多いのです。
私の経験では、日程と金額さえ合えば大体決まります。
最後の理由の「更新しやすい」というのはブログというのがそもそもそのような媒体だからですね。
更新するとなぜ良いかというと、前述の通り、独自性のある良質な記事をたくさん作ればサイトの評価が上がっていくわけです。
無料ブログでも同じことが言えますが、Yahooブログのようにサービス終了した場合、今までの記事を更新してきた苦労が水の泡となる場合があります。
また無料ホームページ作成サービスなどでは制限があることも。
以上の理由がワードプレスを進める理由です。
ウェブサイトだけで暮らしていけるか
無理ですとは言いませんが、難しいと思います。
仮にできたとしてもブログ執筆を開始してから1年くらいは最低でもかかるでしょう。
この1年でという期間も365日毎日更新を続けてという場合です。
1つの記事の文字数にはこれといった決まりはありませんが、現在では2000〜3000文字は書いた方が良いと言われます。
良質な記事をという話をしましたが、文字数が少ないと情報量が少ないと判断され、良質とはみなされない場合があります。
更に独自性が必要になってくるわけですが、これはつまり他のサイトからコピペして簡単に作ることができないということ。
上記2つの条件を考慮しつつ記事を書くと慣れないうちは2時間以上はかかると思います。
その他に必ずぶつかる壁があります。
それはネタ切れ。
毎日書いていればネタはつきます。
それでも捻り出して書き続けたとしても、最初はほとんど見られないです。
ということで365日書き続けるのは、余程好きな人でもなければ難しいでしょう。多分、心折れます。
ブログを書き続ける理由と方法
悲観的な事ばかり書いてきましたが、それでもサイト構築はした方が良いと私は思います。
なぜかというと、
- 無料でできる。
- 記事を更新し続ければサイトの評価がいずれ上がる。
- 一定数問い合わせは来る。
- 自分で営業しなくても自動集客が可能。
最大の理由は無料でできるという事。
ワードプレスで作成するということは独自ドメインを取得してサーバを借りるわけなので正確には無料ではないですが、年間で言っても1万円くらいです。
記事を更新していればいずれサイトの評価も上がり、アクセスも少しずつ増えます。
そうすれば一定数は問い合わせも来るのです。
少しの問い合わせじゃダメじゃん、と思うかもしれませんがそうではありません。
顧客償却という言葉があり、既存のお客様は一定数必ず減っていきます。
だから常に新規営業を少しでもしていかなければならないわけですが、自分が清掃作業をしていると時間が取れずに難しい。
そこで自社のホームページ・ブログがあると集客の自動化ができるので、少しの問い合わせでも真摯に対応していれば意外と新規のお客様は増えていきます。
また、ブログを書き続けるのはネタ切れを起こすので難しいと言いましたが、無理せずに書けば良いのではと私は思います。
よく毎日更新という言葉を聞きますが、ブログを専門的に書いている人なら可能でしょう。
ただ日中に清掃作業をして事務所や自宅に帰ってからブログを書くという場合は毎日更新は至難の業です。
1日に1記事の2分の1から3分の1書いて、2〜3日に一回更新でも良いのではないでしょうか。
大事なのは書き続けること。書くことを習慣化することです。
以上がブログを書き続ける理由とその方法です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
- ホームページはあった方が良い。
- ワードプレスがおすすめ。
- 記事更新で新規集客を自動化。
- 更新頻度は2〜3日に1記事。
わずかな集客効果でも顧客償却によって空いた穴を埋めることができるのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。